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October 19, 2014

20140920-22:長崎旅行

前々から長崎に行ってみたいと思っていた。九州は仕事で何度か訪れていたが長崎へは行ったことが無かった。文化や歴史になんとなく興味があった。(聞いた名前がいくつかある程度だけど...)
今回、たまたま休みが取れたので出かけることにした。まぁ、貧乏性なので「どうせ出かけるならば」と、詰め込んだ旅になってしまったのだが...。


■9/20 一日目 長崎市内観光
早朝、最寄の駅前から羽田行きのバスに乗り込んだ。飛び石連休の影響もあるのか、バスは思いのほか多くの人が乗っていた。羽田には6時過ぎに到着、飛行機は8時15分発。十分に時間はある。ならばまずは腹ごしらえと、朝からやっているお店で朝ごはんを頂いた。空港もそのお店も混んでいた。
長崎行きは満席だった。出発準備に時間がかかり定刻より多少遅れての出発となった。残念ながら天候はいまいち。雲が多く、窓の外は真っ白だった。それでも時折見える景色にこれから向かう長崎に思いを...。

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空は真っ白

長崎空港は周りが海に囲まれた空港だ。ここから市街地まではバスで移動だ。我々が乗り込むとバスは長崎市街地へと出発した。長崎駅前でバスを降りた。長崎駅前というからにはもっと大きな駅を想像していたのだが、思いのほかこじんまりとしていた。そうそう、長崎には路面電車が走っている。長崎駅前にも次々と路面電車が到着していた。
まずは、市内の要所をコンパクトに観光をしようと市内定期観光バスに乗ることにした。駅前にある定期観光バスの受付には既に何人かの人たちが待っていた。早速、12時発のチケットを購入した。「長崎よかとこコース」という。

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定期観光の出発です

まず原爆資料館へ行った。ご存知のとおり、長崎は原爆投下地のひとつである。そして多くの人の命が奪われた。そんな現実を思い出させてくれるのがこの施設だ。時間の都合でゆっくりと見ることはできなかったが、その思いは十分に感じることができた。そのあとは平和公園だ。ここには有名は像がある。平和を祈願しつつ手を合わせたのだった。

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長崎原爆資料館

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平和公園

定期観光バスは、長崎の狭い街中をコンパクトにまわる。初めて長崎を訪れた身には非常に便利なのだが、短い時間の中で多くの場所を訪れるため必然的に滞在時間が短くなる。ガイドさんも申し訳なさそうに「次の集合は○○時○○分です。○○時○○分です。遅れないように。」って繰り返していた。
次に訪れたのは、長崎歴史文化博物館だ。ここでは寸劇で江戸時代の取調べを演じていた。楽しませてもらった。そのほか、展示も興味を引くものが多かった。ここでは大岡越前を演じていた役者さんが館内を説明していたっけ。

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取り調べです(笑)

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楽しんだ後は、めがね橋だ。川に写る景色も含め丸めがねの形に見えるのだ。そのあとバスの中から長崎の有名所をめぐり孔子廟を訪れた。長崎は異文化の玄関口だったことが伺える場所だ。

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めがね橋

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孔子廟

それから、この定期観光バスで訪れる最後の場所、大浦天主堂とグラバー園へ向かった。と言っても直ぐなんだけどね。
で、我々はここで定期観光バスとお別れだ。ガイドさんに今日の宿泊ホテルを言ったら、「グラバー園の駐車場の前がそのホテル。ここで降りてホテルへチェックイン後、ゆっくり見学すれば良い。」と言ってくれた。時間的にも、ゆっくり見学していれば夕暮れとなり、グラバー園の上からでも夜景が見れるそうだ。「時間を気にせずゆっくり見学できるよ」って。
彼女曰く、長崎の夜景って言うと稲佐山が有名だけどグラバー園からの夜景も素敵だそうだ。増してや
ホテルがグラバー園の入り口ならば、わざわざ稲佐山まで行かなくても良いんじゃない。
と言うことで、我々は皆がグラバー園へ向かう中、荷物を持ってホテルへ向かったのだった。
チェックインを済ませ荷物を置くと大浦天主堂へ向かった。ホテル横の道を天主堂に向かって坂を登っていく。道の両脇はお土産屋さんが多く、観光客で賑わっている。しばらく登ると天に十字架がそびえる建物がみえてきた。大浦天主堂である。
「定期観光バスです。」とワッペンを見せるとフリーパスだ。でも、もう時間は気にしなくていい。天主堂の中でゆっくり説明を聞き、ステンドグラスから差し込む光を見ながら思いをはせるのだった。

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大浦天主堂

グラバー園は大浦天主堂の裏手にある。そして坂道の連続だ。まずは一番上の展望所へ出かけてみた。
途中の建物を見ながら向かった展望所はグラバー園で一番高いところ。正面には長崎湾が見え、その先に長崎の街が見えた。

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展望所にある建物

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対岸の山は稲佐山だ。(遠そうぉ)時間は関係ないのでゆっくり景色を楽しんだ。場所を確認すると、一度下って他の建物を見て回った。すると、オープンカフェエリアに出た。先ほどから歩き回ってのどがカラカラだ。ここで、眼下に進む船を眺めながらビールを頂いた。ちょうど夕暮れまでの時間調整にも良かった。

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だんだん薄暗くなってきたころに再び展望所へ向かった。正面の山にちょうど太陽が沈みかけているところで空が赤く染まっていた。と、あわせて長崎の町並みの明かりがキラキラと輝き始めた。うん、すばらしい景色だ。夕暮れから太陽が完全に沈むまで景色に見とれていた。

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長崎の夜景

その後、ホテルへ戻るころには辺りは真っ暗になっていた。クラバー園を出ると、来るときは多くの人で賑わっていた道も、お店もひっそりとしていた。歩く人もほとんどいない。あまりの違いにびっくりだ。そんななかホテルへ戻ったのだった。

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ひっそりとした夜の天主堂


■9/21 軍艦島上陸、そして雲仙へ
二日目は今回の目的である軍艦島見学が予定されていた。既に午前の便の予約も済ませていた。
ホテルで朝食を取っているときは薄日も差す天気に安心していたのだが、チェックアウトを済ませホテルの玄関に出ると雨が激しく降っていた。激しい雨に電車で出かける気がすっかり失せ、タクシーで軍艦島ツアー乗り場まで向かった。
雨は相変わらず激しく降っていた。ネットで確認すると本日は出航予定となっている。でも、このまま雨が止まねばカッパが必要だ。案内書には軍艦島では傘は使用禁止って書いてあった。軍艦島ツアーの乗り場はフェリーターミナルの一角にある。止まない雨に見切りをつけ、連れが売店でカッパを仕入れてきてくれた。荷物はロッカーに入れ、身軽になって準備万端。
窓口で受付を済ませ乗車券を購入し、乗船場所へ向かうためにターミナルを出ると雨はほとんど降っていなかった。先ほどまで激しく降っていたのにだ。「おぅ、ラッキー!!」と思ったが、連れが仕入れてきたカッパは....。
船は満員に近い乗客を乗せ9時に出航した。軍艦島は現在世界遺産候補として登録中だとか。ならば、登録前に絶対出かけておかないとと思い、今回の旅行のメインにもしていたのである。(今年、世界遺産登録された富岡製糸工場も登録前に訪れていたのである。騒がれる前に行かなくちゃぁ)

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軍艦島へは3〜40分ほどで到着する。その間、船の中では若いお兄ちゃんがいろいろと案内をしてくれる。だからまったく飽きないのだ。やがて海の中に小さな島が見えてくる。それが見る方向によって軍艦に見えると言われる軍艦島だ。
昔、良質の石炭が取れたことから多くの人が集まってきた島。多くの人が限られた面積の島に暮らしていたため、高層アパートなどが建てられ、生活水準も高かったそうだ。なんでも当時は珍しくテレビが全家庭にあったそうだ。しかし、国のエネルギー政策の変化にあわせ石炭の需要が落ち込むと島も人口も減る一方、やがて全島民が離島することになったのである。
現在は管理された島として、許可無く立ち入ることはできない。建物などは当時のままに置かれている。当時の学校や病院跡もそのまま、風化するままに置かれてある。上陸できる場所は限られていて、港があるわけでもなく波が荒ければ上陸することができないのである。
我々が乗った船は、接岸ポイントに来るとタラップを出し上陸の準備を始めた。時折、船が大きく揺れる。その中を順番に上陸を開始した。上陸をすると、広場に集まり、あらかじめ決められたグループ毎にガイドが開始された。広場を三つめぐり、それぞれでガイドさんが説明をしてくれる。目の前には昭和の一時代がそのままの形で置かれている。なんだかとっても重い気持ちになってくる。これも時代なんだなぁ。
島の中での説明が終わると再び船に乗船し、今度は海から軍艦島を眺めていく。そして長崎港へ戻るのだった。

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学校跡

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アパート跡?

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海から見た軍艦島

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軍艦???

長崎港に着いたのは11時過ぎだ。そこで上陸証明書を頂き軍艦島ツアーは終了だ。
荷物をピックアップし長崎駅へ向かった。ここからはレンタカーを借りることになっていた。駅前で食事をすると、そのままレンタカーの営業所へ向かった。ここで車を借りて今日の宿泊地である雲仙へ向かうのだ。しかし、このまま行くんじゃおもしろくない。まずは、島原城へとナビをセットした。
長崎は坂が多い。どこへ行くにしても山を越えて行くことになる。島原も然り。トンネルをぬけ、山からいきなり海が見えたりと変化が楽しい。やがて島原城へ到着した。ここは、町おこしで新しく作ったような印象が強く、あまりおもしろくない。連れも同感だった。降り出した雨もあって、そうそうに次の目的地へ向かったのだった。

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つぎはがまだすドームである。ここは雲仙普賢岳が噴火した際の状況を伝えるための施設である。体験的な展示などがあって、興味深く見学をした。(火山の噴火は恐ろしい。後々、御嶽山の噴火があり、改めて噴火の恐ろしさを感じた。)

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がまだすドーム

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がまだすドームは、正面は海、後ろは普賢岳という立地。テラスから眺める海が綺麗だった。
さぁ、いよいよ本日の宿泊地へ向かった。
雲仙は、日本有数の温泉地である。本日の宿ももちろん温泉がある。雲仙では温泉が湧き出ている所を地獄と言う(らしい?)。 で、今回のホテルもこの地獄の横にある。どんな所かは行ってからのお楽しみ、と車を走らせた。山間の道をどんどん登って行く。すると道路脇に煙が漂ってきた。硫黄の臭いがする。そして、温泉街に入った。目的のホテルに到着だ。確かに、ホテルの横は温泉が湧き出す地獄だった。とうとう地獄まで来てしまったのだ。(笑)
ホテルは温泉街にあるものの、由緒あるホテルって感じでとってもよかった。料理も美味しく、もちろん温泉もとっても気持ちよかったのである。


■9/22 3日目(最終日)
今日は最終日、東京へ戻る日だ。ホテルで朝食をいただき、それからホテルのまわりの地獄散策に出かけた。確かにホテルの周りには○○地獄と名付けられた温泉の湧き出し場所がいっぱいある。まぁ、地獄に囲まれたホテルなのである(笑)。

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清七地獄、むこうにホテルが

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お糸地獄

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今日は長崎空港まで行けばいい。チェックアウトすると車で近くの施設を巡り、空港へと向かった。
レンタカーを返却し空港に着いたのは13時前だった。なんだか、あっという間の三日間だったが、逆にずいぶん時間が経ってしまったようにも感じる。不思議なもんだ。今回の長崎行き、実は5月に一度計画をしたが、仕事の関係で延期していたのだ。長崎自体が初めて訪れることもあり大変楽しかった。

さぁ、つぎはどこへ行きましょうかね。北海道ですか、沖縄ですか、それとも海外でしょうかね?

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一路、羽田へ


おしまい

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