« July 2012 | Main | September 2012 »

August 2012

August 25, 2012

20120818-19:蓼科山登山と駒出池ソロキャンプ

■雨

佐久は土砂降りの雨と雷にみまわれていた。今回初めて訪れた日帰り温泉はビルの5階にある。晴れていれば眼下に夜景が望めるはず。だが、今夜はまったく見えない。激しい雨と稲光だけだった。
(まいったなぁ〜。まぁ、あきらめて風呂に入ろう。なんだかお風呂も空いてるしぃ〜。)

雨が少し弱まったタイミングを見て、温泉を後にした。やや小振りになったものの激しい雨である。せめてもの救いは雷が遠ざかってくれたこと。「ピカッ」と「ど〜ん」が近くては安心できない。

今晩の宿泊地は道の駅。もちろん車中泊である。既に、車中泊と思われる車が多数止まっていた。そのなかに車を止め、今夜のネグラとした。雨はかなり弱くなったが降っていた。
(これじゃぁなぁ、明日どうしよう???)

明るくなり始めた頃、目が覚めた。空が明るくなってきた。うっすらと青空さえ見えた。こうなると俄然ヤル気が出てくる。さっそく荷物を片付け出発だぁ!!


■丸い山、実は、、、

もともと今回の山行は日帰り、下山後は駒出池でキャンプをするつもりだ。そこで、キャンプの食材やお酒も含め、買い出しを済ませた。こんな時重宝するのが24時間営業のスーパーだ。どんなに遅くても、どんなに早くてもOKなのである。
買い出しを済ませると、今回の登山口であるスズラン峠先の女神茶屋へ向かった。佐久からは白樺湖を経由して行くことになる。空はますます青くなってきた。快調に車を進めると、やがて目の前にまぁ〜るい独立した山が見えてきた。これが今回の山、蓼科山である。グングン気持ちはハイになってきた。ラッキー!!。

Img_7263

まぁるい山が今回の蓼科山

女神茶屋の手前にある登山者用駐車場へ車を入れた。駐車場には既に2台の車が止まっていたが、まだまだ余裕である。駐車場の隅に車を止めると準備を始めた。昨日の雨で、ろくに準備も出来ていない。ちょっと焦りながら準備を進めていると、ジムニーが入ってきた。駐車場に車を止めると、登山の用意を始めている。そして、自分より早く出発していくのであった。そんな彼が声をかけてきた。

「おはようございます。登ります?」
「おはようございます。はい、登ります。」
「じゃぁ、深い踏み後にならないように先に行ってますわ。(笑)」
「お願いしま〜す。(笑)」

その方は、さっそうと登山道へ向かっていった。
こっちは、まだパッキングの途中だ。
(さぁ、早く、早く!!)

Img_7271

女神茶屋、あれ? 正確には女乃神茶屋ですね。

登山道は女神茶屋の向かいだ。笹藪の中に道が続いている。笹を足で分けながら進んでいく。展望はほとんど効かない道を黙々と登っていく。一面の笹藪を目にしながら高度を稼いでいく。しかし、ほとんど展望が効かない分だけつまらない。我慢、我慢。

Img_7275

笹藪の道、しばらく続きます

しばらく進み笹藪を抜け進むと、一気に展望が効くポイントにでる。南八方面が見えるのである。所々、雲がかかっている所はあるものの雲海に浮かぶ山々はすばらしい。

Img_7278

振り返ると南八ヶ岳の山々が

さぁ、この辺りから登りが急になってくる。さらにガレ場である。それが延々と続くのである。それを黙々と登るのである。やがて、前方に今朝、言葉を交わした人が見えてきた。そこからしばらく同じようなペースで登っていった。

誰だよ、まぁるい山だなんて言った奴は。


■偶然の出会い?

急なガレ場を上り詰めると、岩場となる。ここでとうとう追いついてしまった。お互い岩場で休憩を取ると話し始めたのである。

自分より年配と思われるその人は、明日は天狗岳に登ると言っていた。今週もいろいろ天気予報を吟味した結果、この山に登ることにしたそうだ。写真を取ることも楽しみの一つだそうだ。故に、荷物の大半はカメラ機材ともおっしゃっていた。

「そういえば、先々週、北アルプスの蝶ヶ岳へ登ってきたんですよ。」(自分)
「えっ、先々週? 私もだぁ。三股から登って行ったよ。」
「へぇ〜。同じですよ。11時過ぎには上にいました。」(自分)
「そうなんだ。12時頃に着いたけど、既にテントが数張り張ってあったよ。」
「自分もたててありましたよ。」(自分)

奇遇なもんである。先々週、同じ山に登っていた人が、今日もまた同じ山に登っているのである。蝶ヶ岳では、時間的にきっとどこかですれ違っていたかもしれない。まぁ、ビックリだ。。

ここでその方をパスして先に進むことにした。岩場を登るとやがて蓼科山頂ヒュッテが見えてきた。その横を折り返すように登ると山頂である。確かに、山頂は平坦な広場のようだ。でも、すべて岩場だ。これが、遠くから見ると丸く見えるんだろう。
(実態は岩山だけどね。)

Img_2973

山頂付近の様子

その後、あの人には会わずじまいだった。写真を撮っている姿は目にしたが、自分の方が先に下山してしまった。結果は???


■雷、下山!!

山頂からの眺めはすばらしかった。かすかに雲がかかっていたが、南八ヶ岳の山々を見ることが出来た。佐久側はガスがあがってきてしまい展望は効かなかった。しかし、まだまだ空は青かった。

Img_2978

山頂からは阿弥陀岳、赤岳、天狗岳などが見える

Img_2976

眼下の景色もすばらしい

Img_2979

蓼科山山頂

Img_7288_2

山頂にて。ちょっと疲れたぁ

Img_2987

蓼科山山頂近くの蓼科山頂ヒュッテ

Img_2993

まだ青空だった

山荘近くで、軽くお昼を食べると、なんとなく下山を開始したのである。理由は特に無かったが、そろそろ下りた方が良いように感じたからだ。時間は10時半。
下りもしばらくは岩場とガレ場が続き、なかなかペースを上げられなかった。そのうち、どこかで雷のような音が聞こえてきた。空は、少しずつ青い部分の面積は少なくなってきたが日は差していた。
徐々に高度を下げていった。途中で、何人かとすれ違った。途中ですれ違った人が聞いてきた。

「山頂は降ってましたか?」
「いえいえ、自分がいたときは晴れてましたよ。」

上から、結構なペースで降りてくる人がいた。大きなザック、明らかにテン泊の装備だ。

「結構きつい坂ですね。登り返しじゃ大変だ。」(関西弁)
「そうですね。テン泊で縦走ですか?」
「そうそう。阿弥陀岳からですわ。」(関西弁)

そんな会話をしながらお互い休憩を取った。
「先行ってください。自分はもうしばらくやすんでいきますわ。」(関西弁)
その後、また追いつき、追い越されを繰り返していったのである。

笹藪地帯でまた追いつかれた。
「早いですね。」
「雷、近くなってきましたよね。昨日も双子池でこんな状態になって、きっかり1時間で土砂降りになったんですよ。」(関西弁)
そう言われてみると、空は先ほどと打って変わり黒い雲に覆われていた。さらに雷がだんだん近くなってきているようだ。
「国道にでたらバスありますかねぇ」(関西弁)
「登山口にバス停はあったけど時間まではねぇ」
彼は、どんどん下っていった。自分も怪しくなった空模様に、下りのピッチを上げた。とても彼には追いつかなかったが、後に続いて下りていった。

国道に出ると、彼は女神茶屋にいた。バスの時間を聞いていたようだ。空は完全に雨雲に変わっていた。いつ降り出してもおかしくない。バスの時間は1時過ぎだと言った。
「車に乗っていく? 自分、車だから。」
「良いんですか?」(関西弁)
「良いよ、おかげで濡れずに下りてこれたんだから。」
「じゃぁ、お言葉に甘えて。」(関西弁)
と言うことで、彼を茅野駅まで送ることにした。まぁ、自分はこの後、駒出池へ行くだけだから。

時間は12時半を過ぎた頃だった。

彼は大阪の人で、今回夏休みで八ヶ岳の縦走を楽しんでいるとのことだった。昨日の双子池での雷と雨に懲りて、今日は蓼科山の山頂付近で雷の音を聞いた時点で下山を開始したのだという。

彼が車にのり、駐車場を出発したところでとうとう降り出した。それも急にバケツをひっくり返したように降ってきたのだ。二人とも思わず安堵したのである。と、同時に途中ですれ違った人たちを危惧したのであった。


■駒出池

大阪の彼を乗せて茅野駅まで、約40分程のドライブだった。その間、いろんな話をさせてもらった。彼はこれから車をデポしたところまで戻り、その後は瑞垣山へ向かうと言っていた。
彼を茅野駅で降ろすと、駒出池へ向かった。先ほどの雨は小降りになり、一部青空も見えてきた。

駒出池に着いたのは15時。管理棟に行ってビックリ。管理棟が小さな子供達で一杯だ。そう、今日は8/18、お盆休みの最終週末だ。ちょっとした工作イベントをやっているようだ。
受付を済ませ、第1サイトへ。フリーサイトはそれほど多くはない。数張りが点々としているのみ。だが、オートキャンプサイトはほとんど満杯状態だった。最近の駒出池で、こんなに混んでいるのは久々だ。自分は1号サイトのトーテムポールの後ろに設営した。
設営を完了しシャワーを浴びてくると、雨が降り始めた。蓼科山のような降りではなかったが、結構な降りだ。さっぱりしたところでタープの下でビールを空けた。やがて薄暗くなってくる頃には数本のビールが空いていた。ランタンに火を入れ、まったりとした時間を過ごした。
ふと気がつくと、椅子に座ったまま寝ていた。辺りは真っ暗だった。テントに潜り込むと寝てしまった。疲れていたんだろう。


■温泉

翌朝目を覚ますと、雨はすっかりあがり青空が広がっていた。
設営場所から日の当たる場所へテントなどを運び、乾かした。朝から夏の日がみるみるテントを乾かしていく。一通り乾いたところで撤収である。駒出池を後にして、リエックスへ向かった。ここの日帰り温泉に入って帰ったのである。

とっても充実した週末だったような。でも、帰りの中央高速は渋滞だった。夏休みだもんね。

おしまい

| | Comments (4) | TrackBack (0)
|

August 12, 2012

20120804-05:蝶ヶ岳登山(2日目)

■一日の始まり

翌朝は周りのテントの物音で目覚めた。時計を確認すると4時過ぎだった。しっかり寝ることができたようだ。あたりの様子を伺いながら、カメラを抱えてテントから抜け出した。テントを出ると蝶ヶ岳の山頂へ向かった。既に、人が日の出を待っていた。

Img_2859

朝のテント場

徐々に雲間に明るさが増してくる。と同時に、槍や穂高がうっすらと明るくなってくる。槍や穂高には時々、光が点滅している。おそらく日の出を見るために登っている人の灯りだろう。小屋の灯りも所々に見える。きっと、多くの人が日の出を楽しみにしているんだろう。

Img_2861

灯り、わかりますか?

目を東に向けると、いよいよ明るくなってきた。そう、徐々に徐々に明るさが増している。
「そろそろだ。」
「あれかな?」
「もう少しだ」
「きたね」
こんな会話があちこちから聞こえてくる。蝶ヶ岳山頂は既に多くの人が日の出を待っていた。
来たぞぉ〜!!
とうとう太陽が姿を見せてきた。雲海の上に姿を現した太陽に思わず感謝。

Img_2877

そろそろかな?

Img_2882

きたきた!!

Img_2890

きたぁ〜!!

太陽が姿を見せた右手には八ヶ岳の山々が、そしてさらに右手には富士山もしっかり見ることができる。なんとも神秘的な光景だ。

Img_2869

日本一の山、富士山

Img_2870

雲海に浮かぶ八ヶ岳

「お母さん、お願い事した? 私はちゃんとしたよ。」
という女の子と言葉が心に残った。すばらしい日の出だった。

Img_2896

正面の山々も目覚めたのです。

Img_2897

こちらでもカメラに

Img_2901

多くの人が

Img_2915

すっかり明るくなった先に富士山も

Img_2925

すっかり太陽は登りました


■山の行動は早い

あたりはすっかり明るくなった。すると下山道いは既に数人の人たちが下山を開始していた。まだ、6時前である。

Img_2954

下山を開始する人々

自分はテントに戻ると、まずは腹ごしらえである。カップラーメンの朝食とコーヒーというちょっと変?な朝食を済ませると、テントの中の整理を始めた。既に、周りのテントでは撤収を完了した人も多く、徐々に次の目的地を目指して出発していった。

テントの中の整理を完了すると、テントの撤収だ。と、そのとき大きなエンジン音とともにヘリが姿を現した。荷揚げのヘリだ。小屋の脇に荷物を下ろすとすぐに下がっていく。そして、しばらくすると再度現れる。これを3度ほど繰り返していた。これがあるから、山頂で冷たいビールを飲めるんですね。感謝感謝。時間は7時前だった。

Img_2937

荷揚げのへり

テントは夜露でビッショリ濡れていたが、乾くのは待てない。夜露を可能な限りはらってザックに収めた。荷物を詰め終えたのは7時半だった。既に、テントはほとんど撤収されていた。
さぁ、降りよう。蝶ヶ岳、ありがとう。

Img_2958

さぁ、自分も下りよう


■ただ、ただ下るのみ。

下山を開始したのは7時半。昨日、あえぎながら登った道を下り始めたのである。
しばらくすると木々の中に入る。これからはほとんど展望が効かない。ザックの重さを背に、高度を下げていった。出だしは勢いもあり、けっこうなペースで下っていった。途中のまめうちだいらまではなんとか下りてきた。
しかし、体は正直で、ザックの重さが足にきていた。まめうちだいらではすっかり息があがり、足に力が入らなくなりつつあった。ストックを頼りに下っていった。頭の中は、行きに寄った「力水」だった。そこを目標に下ることしか頭に無かった。ようやく力水に到達すると、湧き出る水を口にした。冷たい水が体に染み渡っていった。気持ちを奮わせ、残りの道を歩き始めた。もう既に登山道と言うよりは山道というような道だった。ただただ下るのみ。下らねば帰れない。
ようやく、登山届けを提出した小屋に到着した。ほんと、しんどかった。
(だから、下りの間はまったく写真が無い。それどころではなかったのだ。)

ここからは車も通れる道を800mほど下れば駐車場だ。とぼとぼ下り駐車場に到着した。ゲート前にはタクシーが下山客を待っていた。

なんとか、登ってきたぞ、蝶ヶ岳。そして、初めてのテン泊。時間は10時半。

それから、ほりーで湯で汗を流し、さっぱりしたところで蕎麦を食べてから帰路についた。帰りは豊科ICから関越経由で自宅に戻ったのでした。帰宅したのは15時過ぎでした。

お疲れ様でした。その後、足が痛くなり、結局翌週の金曜日まで筋肉痛が残った。地下鉄の階段が堪えた。でも、今は、次にどこへ行こうか考えているのである。なんとも、なんともである。
(そうそう、もっと大きなザック、買わねば...。)


20120804map

今回のコース


おしまい

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

20120804-05:蝶ヶ岳登山(1日目)

■初めての...

会社から戻ると、さっそく準備を開始。正直、目的地は迷っていた。北アルプスは決めていたのだが、穂高の正面に位置する蝶ヶ岳か、以前登ったときに天気がイマイチだった燕岳か? うぅーん、迷う。結局、初めてのテン泊に、場所が広そうな蝶ヶ岳に決めた。
今回はテン泊に挑戦なのである。頂上付近に泊まって、夕暮れと日の出を楽しみたい。テントは山岳用のテントが無いので、ランブリソロを持ち込むことにした。手持ちのザックはパンパン状態だ。もともとテン泊には容量が少ない35リットルのザックなのである。なんとか詰め込み、用意完了。夜の高速を一路豊科へ向かったのである。


■さぁ、出発だ。

下仁田で高速を降り、一般道と三才山トンネルを経由して豊科へ着いたのが2時過ぎだった。そのまま登山口へ向かった。蝶ヶ岳の登山口である三股には結構大きな駐車場がある。既に駐車場は6割程、うまっていた。そのなかに車を止めると、仮眠を取った。時折、ヘッドランプの明かりが上ってくる車を表していた。自分は即寝たけど...。

目覚ましの音で目が覚めた。2時間ほど眠ってしまったようだ。車の外はまだ暗い。目をこらしてみると、着いたときより車の数が多かった。と言うか、ほとんど止める場所が無いくらいに増えていた。まだ、明るくなっていないのに、車の周りで準備する人たちが見えた。午前4時だった。
準備を行っていると、辺りはみるみる明るくなってきた。

Img_7215

午前5時前の駐車場。既に多くの車が


■登頂開始

登山道にはゲートが設けられていて、一般の車は入れないようになっている。道はまだ車が通れる程の幅がある。そこをしばらく歩いていくと小屋とトイレがある。ここで登山カードを提出するのである。
ここまでは順調だ。
今回、初めてのテント泊である。キャンプは数え切れないほどの経験はある。しかし、いずれもオートキャンプで山の上は別だ。まず、荷物は自分で担ぎ上げなければならない。当然、軽いに越したことは無い。でも、テントは山岳用が無いので、いつものランブリソロを持ち込んだ。おまけにペグは、短いもののソリッドステークだ。それにシュラフ、マット、雨具、それに食材と2リットルの水などを35リッターのザックに詰め込んだのだ。とにかく重いのである、自分には...。

Img_7216

車の前で最後の用意。これが今回のザック

ここで登山カードを提出した。目的地は蝶ヶ岳。行程は一泊二日、テント泊と書いた。『気をつけて』という言葉をかけられながら、本格的な登山道へ入って行った。

Img_7219

ここで登山届けを提出

しばらく歩くと力水という水場に着く。最後の水場って書かれている。ここの水は冷たくって、すごく旨いのだ。行きはまだ元気もあり、水も充分あったので、それほどありがたみは感じなかった。が、帰りはヘロヘロのなか、ここの冷たい水に救われたのである。

Img_7221

力水 冷たい水が旨い

力水を過ぎると斜面も急になってくる。そして徐々にザックの重さが効いてくる。すでに太陽は高く登っていて暑さも増してきた。汗が吹きだしてくる。そんななか、一歩一歩足を進めるのだった。途中で常念岳が望めるポイントはあるもののほとんどが木々のなかの道だ。

蝶ヶ岳、駐車場に止まっている車の数ほど人は多くない。以前、燕岳へ登ったときは登山口からしばらくは行列だった。それに比べれば静かな山だ。
急な道を喘ぎながら登ること約2時間、まめうち平へ到着した。しかし、ザックが重い。担ぎ上げる時や降ろすときは、思わず声が出てしまう。「エイヤ」って。

まめうち平からすこしの間は平坦な道に思えたが、それも束の間。また、延々と急な道(自分にはそう思えるのだ。)が続くのである。このコースは山頂近くまでほとんど展望が効かない。だから、余計に山頂付近の眺めが素晴らしいのだが...。

登ること5時間、ようやく景色が開けた。眼下に安曇野の街が見えてきた。さぁ、もうちょっとで山頂だ。荷物を投げ出したい気持ちを抑え最後の踏ん張りだ。
目の前に穂高や槍ヶ岳がいきなり現れる。今日も素晴らしい眺めだ。

Img_2745

目の前に現れた景色。今日も最高です。

登りきった所がテン場だ。既に数張のテントが張られていた。景色より風対策を優先して端の場所に決めザックを下ろした。それから山小屋で受け付けを済ませ設営をした。

Img_7256

我がテント、ランブリソロ。(夕方撮影)

Img_2738

手前がテン場、奥が蝶ヶ岳ヒュッテ、まだテントは少ない。


■蝶ヶ岳

蝶ヶ岳はテン場のすぐ上に山頂がある。テン場からすぐである。

Img_2739

山頂は、なだらかな丘の上

設営後、蝶槍まで行ってみた。穂高と槍がよく見える稜線を歩くのは気持ちよい。荷物も軽いしね。

Img_2799

蝶槍です。景色いいっす

テントに戻ると小屋で買ったビールを飲んでまったりしていた。テン場の上の穂高や槍がみえる所で時間を過ごした。時折聞こえる鳥の声(下から聞こえるのです)や、吹く風が気持ちいい。所々で山を眺める人がいる。いいねぇ〜。

Img_2765

山におけるまったりとした時間

その後、テントの中でうつらうつら。その間にテン場はテントで埋め尽くされてしまった。

Img_2823

夕暮れのテン場。多くのテントが

夕方が近づくにつれ、安曇野側から雲があがってきた。そこに自分の影が映り込むブロッケン現象を見ることが出来た。手を振ると雲に映る自分の影も手を振るのがわかるのだ。ちょっと神秘的な景色にビックリだ。

Img_7253

光の輪が自分の影。ブロッケン現象

明るいうちに夕食を済ませると、夕暮れに備え、山頂近くでカメラを抱えて待機だ。すっかり冷え込み、ダウンジャケットを着込んでいた。やがて太陽が穂高方面に傾き始めた。残念なことに、沈むあたりに雲がかかり山に沈む夕日は見ることができなかった。でも雲間から伸びる光が幻想的だ。近くの高校生が神々しいって言ってた。まさに、そんな景色だった。

Img_2813

光の束が神々しい

Img_2855

夕暮れの槍ヶ岳

暗くなるとテントに潜り込んだ。すでにテントは夜露でびっしょりだ。テントの中はそれほど寒くはなくしっかり眠れたのだった。
(爆睡!!)

| | Comments (2) | TrackBack (0)
|

August 04, 2012

北アルプス蝶ヶ岳

北アルプス蝶ヶ岳
5時半から登り始め、11時に山頂到着。
バテました。暑さと荷物の重さ、まいりました。今回はテント泊です。設営も終わり、まったりしてます。槍ヶ岳もはっきり見えます。
風も気持ちよく、標高2600mとは思えません。
ヤッホー!

| | Comments (0) | TrackBack (0)
|

« July 2012 | Main | September 2012 »