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August 25, 2012

20120818-19:蓼科山登山と駒出池ソロキャンプ

■雨

佐久は土砂降りの雨と雷にみまわれていた。今回初めて訪れた日帰り温泉はビルの5階にある。晴れていれば眼下に夜景が望めるはず。だが、今夜はまったく見えない。激しい雨と稲光だけだった。
(まいったなぁ〜。まぁ、あきらめて風呂に入ろう。なんだかお風呂も空いてるしぃ〜。)

雨が少し弱まったタイミングを見て、温泉を後にした。やや小振りになったものの激しい雨である。せめてもの救いは雷が遠ざかってくれたこと。「ピカッ」と「ど〜ん」が近くては安心できない。

今晩の宿泊地は道の駅。もちろん車中泊である。既に、車中泊と思われる車が多数止まっていた。そのなかに車を止め、今夜のネグラとした。雨はかなり弱くなったが降っていた。
(これじゃぁなぁ、明日どうしよう???)

明るくなり始めた頃、目が覚めた。空が明るくなってきた。うっすらと青空さえ見えた。こうなると俄然ヤル気が出てくる。さっそく荷物を片付け出発だぁ!!


■丸い山、実は、、、

もともと今回の山行は日帰り、下山後は駒出池でキャンプをするつもりだ。そこで、キャンプの食材やお酒も含め、買い出しを済ませた。こんな時重宝するのが24時間営業のスーパーだ。どんなに遅くても、どんなに早くてもOKなのである。
買い出しを済ませると、今回の登山口であるスズラン峠先の女神茶屋へ向かった。佐久からは白樺湖を経由して行くことになる。空はますます青くなってきた。快調に車を進めると、やがて目の前にまぁ〜るい独立した山が見えてきた。これが今回の山、蓼科山である。グングン気持ちはハイになってきた。ラッキー!!。

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まぁるい山が今回の蓼科山

女神茶屋の手前にある登山者用駐車場へ車を入れた。駐車場には既に2台の車が止まっていたが、まだまだ余裕である。駐車場の隅に車を止めると準備を始めた。昨日の雨で、ろくに準備も出来ていない。ちょっと焦りながら準備を進めていると、ジムニーが入ってきた。駐車場に車を止めると、登山の用意を始めている。そして、自分より早く出発していくのであった。そんな彼が声をかけてきた。

「おはようございます。登ります?」
「おはようございます。はい、登ります。」
「じゃぁ、深い踏み後にならないように先に行ってますわ。(笑)」
「お願いしま〜す。(笑)」

その方は、さっそうと登山道へ向かっていった。
こっちは、まだパッキングの途中だ。
(さぁ、早く、早く!!)

Img_7271

女神茶屋、あれ? 正確には女乃神茶屋ですね。

登山道は女神茶屋の向かいだ。笹藪の中に道が続いている。笹を足で分けながら進んでいく。展望はほとんど効かない道を黙々と登っていく。一面の笹藪を目にしながら高度を稼いでいく。しかし、ほとんど展望が効かない分だけつまらない。我慢、我慢。

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笹藪の道、しばらく続きます

しばらく進み笹藪を抜け進むと、一気に展望が効くポイントにでる。南八方面が見えるのである。所々、雲がかかっている所はあるものの雲海に浮かぶ山々はすばらしい。

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振り返ると南八ヶ岳の山々が

さぁ、この辺りから登りが急になってくる。さらにガレ場である。それが延々と続くのである。それを黙々と登るのである。やがて、前方に今朝、言葉を交わした人が見えてきた。そこからしばらく同じようなペースで登っていった。

誰だよ、まぁるい山だなんて言った奴は。


■偶然の出会い?

急なガレ場を上り詰めると、岩場となる。ここでとうとう追いついてしまった。お互い岩場で休憩を取ると話し始めたのである。

自分より年配と思われるその人は、明日は天狗岳に登ると言っていた。今週もいろいろ天気予報を吟味した結果、この山に登ることにしたそうだ。写真を取ることも楽しみの一つだそうだ。故に、荷物の大半はカメラ機材ともおっしゃっていた。

「そういえば、先々週、北アルプスの蝶ヶ岳へ登ってきたんですよ。」(自分)
「えっ、先々週? 私もだぁ。三股から登って行ったよ。」
「へぇ〜。同じですよ。11時過ぎには上にいました。」(自分)
「そうなんだ。12時頃に着いたけど、既にテントが数張り張ってあったよ。」
「自分もたててありましたよ。」(自分)

奇遇なもんである。先々週、同じ山に登っていた人が、今日もまた同じ山に登っているのである。蝶ヶ岳では、時間的にきっとどこかですれ違っていたかもしれない。まぁ、ビックリだ。。

ここでその方をパスして先に進むことにした。岩場を登るとやがて蓼科山頂ヒュッテが見えてきた。その横を折り返すように登ると山頂である。確かに、山頂は平坦な広場のようだ。でも、すべて岩場だ。これが、遠くから見ると丸く見えるんだろう。
(実態は岩山だけどね。)

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山頂付近の様子

その後、あの人には会わずじまいだった。写真を撮っている姿は目にしたが、自分の方が先に下山してしまった。結果は???


■雷、下山!!

山頂からの眺めはすばらしかった。かすかに雲がかかっていたが、南八ヶ岳の山々を見ることが出来た。佐久側はガスがあがってきてしまい展望は効かなかった。しかし、まだまだ空は青かった。

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山頂からは阿弥陀岳、赤岳、天狗岳などが見える

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眼下の景色もすばらしい

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蓼科山山頂

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山頂にて。ちょっと疲れたぁ

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蓼科山山頂近くの蓼科山頂ヒュッテ

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まだ青空だった

山荘近くで、軽くお昼を食べると、なんとなく下山を開始したのである。理由は特に無かったが、そろそろ下りた方が良いように感じたからだ。時間は10時半。
下りもしばらくは岩場とガレ場が続き、なかなかペースを上げられなかった。そのうち、どこかで雷のような音が聞こえてきた。空は、少しずつ青い部分の面積は少なくなってきたが日は差していた。
徐々に高度を下げていった。途中で、何人かとすれ違った。途中ですれ違った人が聞いてきた。

「山頂は降ってましたか?」
「いえいえ、自分がいたときは晴れてましたよ。」

上から、結構なペースで降りてくる人がいた。大きなザック、明らかにテン泊の装備だ。

「結構きつい坂ですね。登り返しじゃ大変だ。」(関西弁)
「そうですね。テン泊で縦走ですか?」
「そうそう。阿弥陀岳からですわ。」(関西弁)

そんな会話をしながらお互い休憩を取った。
「先行ってください。自分はもうしばらくやすんでいきますわ。」(関西弁)
その後、また追いつき、追い越されを繰り返していったのである。

笹藪地帯でまた追いつかれた。
「早いですね。」
「雷、近くなってきましたよね。昨日も双子池でこんな状態になって、きっかり1時間で土砂降りになったんですよ。」(関西弁)
そう言われてみると、空は先ほどと打って変わり黒い雲に覆われていた。さらに雷がだんだん近くなってきているようだ。
「国道にでたらバスありますかねぇ」(関西弁)
「登山口にバス停はあったけど時間まではねぇ」
彼は、どんどん下っていった。自分も怪しくなった空模様に、下りのピッチを上げた。とても彼には追いつかなかったが、後に続いて下りていった。

国道に出ると、彼は女神茶屋にいた。バスの時間を聞いていたようだ。空は完全に雨雲に変わっていた。いつ降り出してもおかしくない。バスの時間は1時過ぎだと言った。
「車に乗っていく? 自分、車だから。」
「良いんですか?」(関西弁)
「良いよ、おかげで濡れずに下りてこれたんだから。」
「じゃぁ、お言葉に甘えて。」(関西弁)
と言うことで、彼を茅野駅まで送ることにした。まぁ、自分はこの後、駒出池へ行くだけだから。

時間は12時半を過ぎた頃だった。

彼は大阪の人で、今回夏休みで八ヶ岳の縦走を楽しんでいるとのことだった。昨日の双子池での雷と雨に懲りて、今日は蓼科山の山頂付近で雷の音を聞いた時点で下山を開始したのだという。

彼が車にのり、駐車場を出発したところでとうとう降り出した。それも急にバケツをひっくり返したように降ってきたのだ。二人とも思わず安堵したのである。と、同時に途中ですれ違った人たちを危惧したのであった。


■駒出池

大阪の彼を乗せて茅野駅まで、約40分程のドライブだった。その間、いろんな話をさせてもらった。彼はこれから車をデポしたところまで戻り、その後は瑞垣山へ向かうと言っていた。
彼を茅野駅で降ろすと、駒出池へ向かった。先ほどの雨は小降りになり、一部青空も見えてきた。

駒出池に着いたのは15時。管理棟に行ってビックリ。管理棟が小さな子供達で一杯だ。そう、今日は8/18、お盆休みの最終週末だ。ちょっとした工作イベントをやっているようだ。
受付を済ませ、第1サイトへ。フリーサイトはそれほど多くはない。数張りが点々としているのみ。だが、オートキャンプサイトはほとんど満杯状態だった。最近の駒出池で、こんなに混んでいるのは久々だ。自分は1号サイトのトーテムポールの後ろに設営した。
設営を完了しシャワーを浴びてくると、雨が降り始めた。蓼科山のような降りではなかったが、結構な降りだ。さっぱりしたところでタープの下でビールを空けた。やがて薄暗くなってくる頃には数本のビールが空いていた。ランタンに火を入れ、まったりとした時間を過ごした。
ふと気がつくと、椅子に座ったまま寝ていた。辺りは真っ暗だった。テントに潜り込むと寝てしまった。疲れていたんだろう。


■温泉

翌朝目を覚ますと、雨はすっかりあがり青空が広がっていた。
設営場所から日の当たる場所へテントなどを運び、乾かした。朝から夏の日がみるみるテントを乾かしていく。一通り乾いたところで撤収である。駒出池を後にして、リエックスへ向かった。ここの日帰り温泉に入って帰ったのである。

とっても充実した週末だったような。でも、帰りの中央高速は渋滞だった。夏休みだもんね。

おしまい

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Comments

いい山登りと、キャンプしてますね。

10月の三連休10/6・7・8と、ひょっとして偶然にも
駒出池で逢う何どということは無いでしょうか?

何せ久しぶりに駒出池か、道志の森に行こうと画策しているものですから.....。

Posted by: ELVIS | September 13, 2012 at 11:07 PM

エルビスさん、こんちは。(*^-^)

おぅぅぅ、10/6からですかぁ〜。

実は、とあるキャンプ場から山登りに出かける予定なんです。
えぇぇ〜。残念。

駒出池、来週会社の仲間と行く予定ですよ。(笑)

Posted by: けんち | September 15, 2012 at 05:26 PM

(;ω;)えええっ、残念ですねえ。

Posted by: ELVIS | September 16, 2012 at 09:55 AM

す、すいません。
ごめんなさい。(ノ_-。)

次の機会に是非!!

Posted by: けんち | September 17, 2012 at 09:36 AM

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