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August 12, 2012

20120804-05:蝶ヶ岳登山(1日目)

■初めての...

会社から戻ると、さっそく準備を開始。正直、目的地は迷っていた。北アルプスは決めていたのだが、穂高の正面に位置する蝶ヶ岳か、以前登ったときに天気がイマイチだった燕岳か? うぅーん、迷う。結局、初めてのテン泊に、場所が広そうな蝶ヶ岳に決めた。
今回はテン泊に挑戦なのである。頂上付近に泊まって、夕暮れと日の出を楽しみたい。テントは山岳用のテントが無いので、ランブリソロを持ち込むことにした。手持ちのザックはパンパン状態だ。もともとテン泊には容量が少ない35リットルのザックなのである。なんとか詰め込み、用意完了。夜の高速を一路豊科へ向かったのである。


■さぁ、出発だ。

下仁田で高速を降り、一般道と三才山トンネルを経由して豊科へ着いたのが2時過ぎだった。そのまま登山口へ向かった。蝶ヶ岳の登山口である三股には結構大きな駐車場がある。既に駐車場は6割程、うまっていた。そのなかに車を止めると、仮眠を取った。時折、ヘッドランプの明かりが上ってくる車を表していた。自分は即寝たけど...。

目覚ましの音で目が覚めた。2時間ほど眠ってしまったようだ。車の外はまだ暗い。目をこらしてみると、着いたときより車の数が多かった。と言うか、ほとんど止める場所が無いくらいに増えていた。まだ、明るくなっていないのに、車の周りで準備する人たちが見えた。午前4時だった。
準備を行っていると、辺りはみるみる明るくなってきた。

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午前5時前の駐車場。既に多くの車が


■登頂開始

登山道にはゲートが設けられていて、一般の車は入れないようになっている。道はまだ車が通れる程の幅がある。そこをしばらく歩いていくと小屋とトイレがある。ここで登山カードを提出するのである。
ここまでは順調だ。
今回、初めてのテント泊である。キャンプは数え切れないほどの経験はある。しかし、いずれもオートキャンプで山の上は別だ。まず、荷物は自分で担ぎ上げなければならない。当然、軽いに越したことは無い。でも、テントは山岳用が無いので、いつものランブリソロを持ち込んだ。おまけにペグは、短いもののソリッドステークだ。それにシュラフ、マット、雨具、それに食材と2リットルの水などを35リッターのザックに詰め込んだのだ。とにかく重いのである、自分には...。

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車の前で最後の用意。これが今回のザック

ここで登山カードを提出した。目的地は蝶ヶ岳。行程は一泊二日、テント泊と書いた。『気をつけて』という言葉をかけられながら、本格的な登山道へ入って行った。

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ここで登山届けを提出

しばらく歩くと力水という水場に着く。最後の水場って書かれている。ここの水は冷たくって、すごく旨いのだ。行きはまだ元気もあり、水も充分あったので、それほどありがたみは感じなかった。が、帰りはヘロヘロのなか、ここの冷たい水に救われたのである。

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力水 冷たい水が旨い

力水を過ぎると斜面も急になってくる。そして徐々にザックの重さが効いてくる。すでに太陽は高く登っていて暑さも増してきた。汗が吹きだしてくる。そんななか、一歩一歩足を進めるのだった。途中で常念岳が望めるポイントはあるもののほとんどが木々のなかの道だ。

蝶ヶ岳、駐車場に止まっている車の数ほど人は多くない。以前、燕岳へ登ったときは登山口からしばらくは行列だった。それに比べれば静かな山だ。
急な道を喘ぎながら登ること約2時間、まめうち平へ到着した。しかし、ザックが重い。担ぎ上げる時や降ろすときは、思わず声が出てしまう。「エイヤ」って。

まめうち平からすこしの間は平坦な道に思えたが、それも束の間。また、延々と急な道(自分にはそう思えるのだ。)が続くのである。このコースは山頂近くまでほとんど展望が効かない。だから、余計に山頂付近の眺めが素晴らしいのだが...。

登ること5時間、ようやく景色が開けた。眼下に安曇野の街が見えてきた。さぁ、もうちょっとで山頂だ。荷物を投げ出したい気持ちを抑え最後の踏ん張りだ。
目の前に穂高や槍ヶ岳がいきなり現れる。今日も素晴らしい眺めだ。

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目の前に現れた景色。今日も最高です。

登りきった所がテン場だ。既に数張のテントが張られていた。景色より風対策を優先して端の場所に決めザックを下ろした。それから山小屋で受け付けを済ませ設営をした。

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我がテント、ランブリソロ。(夕方撮影)

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手前がテン場、奥が蝶ヶ岳ヒュッテ、まだテントは少ない。


■蝶ヶ岳

蝶ヶ岳はテン場のすぐ上に山頂がある。テン場からすぐである。

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山頂は、なだらかな丘の上

設営後、蝶槍まで行ってみた。穂高と槍がよく見える稜線を歩くのは気持ちよい。荷物も軽いしね。

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蝶槍です。景色いいっす

テントに戻ると小屋で買ったビールを飲んでまったりしていた。テン場の上の穂高や槍がみえる所で時間を過ごした。時折聞こえる鳥の声(下から聞こえるのです)や、吹く風が気持ちいい。所々で山を眺める人がいる。いいねぇ〜。

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山におけるまったりとした時間

その後、テントの中でうつらうつら。その間にテン場はテントで埋め尽くされてしまった。

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夕暮れのテン場。多くのテントが

夕方が近づくにつれ、安曇野側から雲があがってきた。そこに自分の影が映り込むブロッケン現象を見ることが出来た。手を振ると雲に映る自分の影も手を振るのがわかるのだ。ちょっと神秘的な景色にビックリだ。

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光の輪が自分の影。ブロッケン現象

明るいうちに夕食を済ませると、夕暮れに備え、山頂近くでカメラを抱えて待機だ。すっかり冷え込み、ダウンジャケットを着込んでいた。やがて太陽が穂高方面に傾き始めた。残念なことに、沈むあたりに雲がかかり山に沈む夕日は見ることができなかった。でも雲間から伸びる光が幻想的だ。近くの高校生が神々しいって言ってた。まさに、そんな景色だった。

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光の束が神々しい

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夕暮れの槍ヶ岳

暗くなるとテントに潜り込んだ。すでにテントは夜露でびっしょりだ。テントの中はそれほど寒くはなくしっかり眠れたのだった。
(爆睡!!)

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Comments

ご無沙汰です…


蝶ヶ岳ですか!

景色が良さそうで、
羨ましいです☆


それにしても。

35Lでテン泊って…
ULハイカーですか!(笑)

Posted by: まー | August 12, 2012 at 03:25 PM

まーさん、お久しぶりです。

ここ、天気が良いと景色がすごく良いんです。
今回はテン泊なんで、山頂でゆっくり過ごせて良かったです。

そうなんです、手持ちのザックに無理矢理詰め込んでいきました。
パンパンで、トップカバーもほとんど閉まらなくくらいでした。

で、今日、大きめなザックを見に行ってきましたよ。(*^-^)

Posted by: けんち | August 12, 2012 at 07:00 PM

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