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September 15, 2011

蝶ヶ岳登山と須砂渡キャンプ(20110910〜11)

■行くっきゃない

8月に入って公私共にワサワサしていて、なかなか山へ出かけられなかった。もちろん、キャンプにも行けず悶々としていた。週末、なんとか出かけようと思っていると台風が来たりして(ノ_-。)。
そんなこんなで行くならば今週しか無いと思っていた。天気もなんとか持ちそうだ。そう、行くっきゃないんです。
仕事が終わると即帰宅。車に登山道具とキャンプ道具を積み込み、夜の中央高速を安曇野に向けて出発したのだった。とは言っても、自宅を出たのは21時30分。中央高速が結構混んでいたのには驚いた。順調に車を進め、安曇野の道の駅に着いたのは0時過ぎだった。ここで3時過ぎまで仮眠を取ると、まだ暗い道を登山口目指し車を進めたのだった。


■登山口には既に...

蝶ヶ岳の登山口は三股というところ。入り口のほりでーゆから山道を20分程登ったところだ。途中のコンビニで買い出しを済ませ、「ほりでーゆ」の前を山のなかに入っていく。まだ、あたりは真っ暗。ヘッドライトの明かりを頼りに車をすすめると、突然、駐車場が現れた。ここが三股だ。一般車はここまでしか入れない。数十台は止まれる駐車場となっているのだが、すでにほぼ満車。まだ暗いだけに空いている場所もはっきりしない。一周して、ようやく一番隅に一台分のエリアを発見し、車を止めることができた。
さぁ、自分も用意を済ませ、早く出発しよう。天気も良さそうだ。朝日が眩しいぜ。

Img_5965

三股駐車場


■登頂開始

用意を終えて駐車場を出発したのは5時半頃だった。まずは一般車を規制するゲートを越え、その先に進む。15分程歩くと監視小屋に着く。ここからいよいよ登山道に入る。駐車場の車の数を思えば、登山道は空いていた。昨年登った燕のように列をつくるような事はなく、時折登山者を見かける程度で実に気持ちがいい。と、思ったのは最初だけで、徐々に高度を上げていくのだが、なかなかペースがあがらない。まぁ、ゆっくりとゆっくりと足を進めることだけを考えていた。
途中で、後ろから来たおじさん(自分も充分おじさんだけど...)に追い越された。大きなリュックを背負っている割にはペースが速い。このあと、彼とは追い越したり、追い越されたりして、しばらく進むことになったのだ。追い越し際に一言二言言葉を交わしていた。
まめうちだいらにほぼ同時に到着すると、どちらとも無く話を始めた。彼は、61歳で60歳から登山を始め、今回は初めてのテン泊だそうだ。なるほど荷物が多いわけだ。なんでも5日間の休みがあり、テン泊で縦走するそうだ。うらやましい限りだ。
それ以降も、最後の水場でも一緒に休憩をした。その後は自分が先行し、二度と会うことはなかった。きっと楽しい山行を楽しんだんだろうなぁ。

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最後の水場から見える常念岳

最後の水場を過ぎ、すでに歩き始めて4時間を超えている。昨夜の睡眠不足が祟っているのか、非常にしんどい。頭のなかで、「あと一歩。あと、もう一歩。」と唱えながら足を進めた。最終ベンチを越え、さらに登ると、やがて視界が一気に開けた。眼下に安曇野の町並みが望めるのだ。いよいよ山頂に近づいてきたのだ。時期によってはいろんな花が咲くであろう一体を歩くといよいよ山頂だ。
やがて、眼前に穂高や槍がいきなり現れた。びっくりすると同時に、感嘆の声が思わずでてしまった。とにかく素晴らしい景色だ。これを見るために登ってきたのだ。

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穂高連峰

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槍ヶ岳も!!


■言葉にならない景色

近くの常念は雲に隠れてしまったが、対する穂高や槍はばっちり望める。最高だ。
蝶ヶ岳ヒュッテの横で、しばらく山々を眺め、気に入ったカットで写真を撮った。そのために、デジイチを持ってきたのだ。ついでにセルフで自分撮りも忘れずに。

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この下は上高地

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蝶ヶ岳ヒュッテと山々

登り初めて5時間。でも、十分その価値はあった。こんな素晴らしい景色に出会えたのだから。
落ち着いてきたらお腹が空いてきた。さっそくお湯を沸かし、カップラーメンの用意をし、眺めの良いところでそれをすすった。最高にうまい。
テン場には、すでにテン泊の人たちのテントが張られていた。
今度はテン泊に挑戦するのも良いかもしれない。

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テン場


■下らなければ帰れない

名残惜しいが今日は下らなければならない。登ってきた道を下り始めたのは11時半。素晴らしい景色が見れたからだろうか、思わず顔が微笑んでくる。登ってくる人と挨拶するとき、「上の景色は良かったですよ」って言っていたっけ。
下りも最初のうちはペースをあげて下っていったのだが、だんだんペースが落ちてくる。明らかにへたってきているのだ。高度計と時計を見る回数が多くなってきた。まだか? まだか?

ようやく、まめうちだいらへ到着した。へろへろ状態だった。ここでしばらく休憩をとり、いよいよラストスパートである。歩きだし、とにかくペースを維持しようと必死に歩いた。しかし、体力も限界なのか、足にも力が入らなくなってきた。なんだか、座り込んでしまいそうな気持ちになってくる。「一歩。もう一歩。」と思いながら必死で足を進めたのだった。ようやく、登山口の監視小屋まで来た。正直、ホッとした。なんとか下りてきたのだ。
と、同時に何ともいえない満足感が体を被ったのだった。

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■キャンプはいいねぇ

車へ戻ったのは2時半。3時間ほどでおりてきたのだ。車に荷物を放り込み、本日の宿泊地である須砂渡キャンプ場へ向かった。

キャンプ場は登山口のアプローチ沿いにある。管理棟で受付をする。
「やすい方がいいよね。」
「モチロン!!」
「じゃぁ、エリア外と言うことで840円。」
「ありがとう」
と言うことで、いちおう区画から外れた所に設営する事を条件に安くしてくれた。ラッキー!!

テントを設営すると、買い出しに出かけた。ビールや即、食せるものを仕入れ、キャンプ場に戻った。キャンプ場には家族連れやグループが数組入っていた。
次は、温泉だ。「ほりでーゆ」の温泉で汗を流した。
さっぱりしたところで、待ちに待ったビールをあけた。体中に染み渡っていく。今日一日の出来事や景色がはっきりと浮かんでくる。最高です。ビールとつまみでお腹が満たされてくると、急に睡魔が襲ってきた。そのまま、テントに潜り込んだのだった。


■締めは温泉で

翌日は5時過ぎに目が覚めた。昨日は8時前にテントに入ったので、しっかり寝ることができた。
朝食を取りながら、ゆっくり撤収をした。今日も天気は良さそうだ。おかげでテントもシュラフもしっかり乾かしてから撤収することができた。
管理人さんに挨拶をして、キャンプ場を後にしたのは8時半頃だった。帰りは、三才山トンネルを抜け、上田を経由して帰る事にした。ついでにお気に入りの温泉に寄っていくことにした。
場所は鹿教湯温泉だ。ちゃんとした温泉街がある温泉。だけど、めったに人はいない。だから良いんだけどね。

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日帰り温泉:文殊の湯

9時半過ぎに鹿教湯温泉に着いた。さっそく、カメラとタオルを持って温泉街へ。川沿いにある日帰り温泉へ向かった。ここで、一風呂浴びて、そのあとは周辺を散策した。風呂上がりに川を渡る風が気持ちよかった。

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その後は一路自宅へ向かったのである。


以前より一度は登ってみたいと思っていた蝶ヶ岳、そして久々のキャンプ、最高の週末だった。
次は、あのおじさんのようにテン泊で縦走も???

おしまい


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