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July 25, 2010

7/6〜7 富士登山(一生に一度は富士登山)

■行っちゃろかぁ〜

勤続30周年休暇は10日間。既に前半は台湾旅行に決定。申し込みは完了していた。後半は新潟県のキャンプが予定されている。ちょうどその狭間、この間の予定が決まっていなかった。一人でキャンプに行くことも考えたが、その後もキャンプが予定されており、できれば別のこと、何か思い出になることをしたかった。
で、何気なく見たアウトドアショップの説明会。たまたま訪れたアウトドアショップで、富士山登山の説明会が行われていた。富士山に登るための装備、計画、注意事項などを説明していたのである。それを聞いているうちに、これしかないと思い始め、さっそく自宅へ戻りネットで調べてみたのである。

富士山の山開きは7/1、7月と8月が一般的な登山シーズンであること。数多くのバスツアーが出ていて、それが一番手ごろであること。ツアーによってはガイドがついて案内してくれることなどがわかった。が、問題は時期だった。自分が行けるのは7/6頃。その時期はまだツアー自体が少なく、なかなか希望する時期に実施しているツアーは見当たらなかったのである。ようやく探し出したのが、はとバスのツアーだった。ツアー名は『一生に一度は富士登山』なのである。7/6朝新宿を出発し、翌日のご来光を見て、そのまま下山。下山後は温泉で汗を流せると言うものだった。さっそくネットから申し込みを行ったのだった。

富士山登山決定!!


■メンバーは国際的

当日、集合時間に新宿駅西口の集合場所へ向かった。集合場所には係りの人がいて受付をしてくれた。バスを待つこと10分程度。そこに黄色の車体の、いつものはとバスが入ってきた。

新宿を出発したのが7時40分。それから中央高速を走り、一路スバルライン5合目を目指したのである。バスは途中談合坂で休憩を取った。ここが最後の通常価格で購入できる場所との案内に、行動食となるビスケットと水を追加購入した。添乗員の話だと5合目地点から既に割り増し価格になっているとのこと。

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このバスで富士山へ

今回のバスツアーはバスガイドは無し。添乗員がすべて案内をすることになっていた。バスは当初席を指定されていたが、動き出すと同時にどこでもかまわないと言ってくれた。すかさず後ろの席に移動しゆっくり座っていくことにした。

しばらくすると今回のメンバー構成がわかってきた。
・自分と同じ年の単独参加の男性
・男性1名と女性2名の若いグループ(後に東松山からの参加とわかる。)
・小学校高学年と思われる男の子と母親、それと年輩の女性1名
・中国人男性の二人連れ
・中国人三世代ファミリー
・年輩の夫婦とその娘さん
・そして自分
子供も入れて総勢20名のツアーが始まったのである。

バスの中では睡眠不足は高山病の原因になるとのアドバイスもあり、皆うつらうつらしていったのだった。


■山小屋へ

スバルライン5合目に到着すると、しばらく準備のための時間がとられるのだ。この時点ですでに標高2400m程であり、高度順応をしておく必要があるという。登山の準備をするとともに昼食も済ませておく。ゆっくり準備をし、外へ出てみると、先程まで雲に隠れていた山頂が見えていた。なんとか天気はもってくれ!!

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5合目から山頂を

集合すると、皆それなりの格好をしていた。格好だけみると、負けてしまいそうな程。ここで今回のガイドさんの紹介があった。この後、このガイドさん達の指示で登るのである。ガイドさんは研修中の1名を含め2名だ。とてもユーモラスで楽しいガイドさんだ。

さぁ、いよいよ登頂開始だ。
ガイドに続きメンバーが、最後に添乗員がつくのである。6合目までは多少の下りもあり、皆楽しそうに歩いていた。

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皆、まだまだ元気です

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こんなところを登ります

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がんばって登ります

6合目を過ぎると植物限界を超えたためか、完全なガレキ道となる。そこをジグザグに登っていくのだ。ガイドは適度に休みを取りながら、ゆっくりゆっくり登っていった。6合目から徐々に中国人ファミリーのおじいさんとおばあさんが遅れ始めた。だが、まだなんとか全体の流れに着いてきていた。さらに途中休憩しながら高度を稼いでいく。やがて岩場にさしかかり、ガイドが下りの人の流れをうまくコントロールしながら登っていった。本日の目的地は八合目の太子館と言う山小屋だ。途中の山小屋でガイドは時折、休憩をとりながら足を進めた。時折、風景などの案内も加えて。途中の遅れ気味だった中国人ファミリーもなんとかみんなの励ましもあって登ってきていた。

16時30分曇り空の中、目的の山小屋に到着した。今回のツアーでは男女同室が条件になっていた。が、山小屋でも心得たもの。まずは、男一人、それから男だけのグループ、男と女のグループ、そして女性だけのグループ、それから家族の順で配置していた。部屋へ案内されると、そこは二段ベット状になっていて、それぞれ畳一畳分のスペースが自分のエリアとなっていた。それぞれ睡眠用のシュラフが置かれていた。また、奥には荷物スペースがある。自分は上段の一番奥だった。それぞれ場所に落ち着くと、横になって疲れを癒し始めた。

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今回の山小屋

自分は、今回初めての山小屋体験なのである。富士山という特殊な山小屋とは言え、初めての体験に興味津々であった。トイレは外にあることなど、到着時に小屋の番頭さんが説明してくれた。笑ったのは説明の最後に、本日は火曜日ですのでお一人様8000円になりますと言われたこと。あわてて添乗員が「それはこちらで」って言っていた。
30分ほどすると食事の時間だと言われた。食堂は入り口の横にスペースだ。そこに発泡スチロールの容器盛られたカレーが置かれていた。それをみんなでいただき、翌日の注意事項を聞いた後、朝食をもらって部屋へ引き上げた。朝食は加熱済みのレトルト赤飯、バターとジャムのサンドイッチ(凍らせたもの)、それにペットボトルの水だった。部屋に引き上げると、それぞれ明日の準備を済ませ横になった。

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夕食です

うっつら、うっつら時を過ごした。(ひょっとしたら寝ていたのかもしれない。)0時過ぎに番頭さんが起こしに来た。皆は、寝れなかったと言っていたが、自分は充分休息できたような気がしていた。用意を済ませ山小屋を出た。勿論、あたりは真っ暗。山小屋の前には、外人が寒さに震えながら休憩していた。我々が出て行くと、仕方なく出発して行ったようだ。外人はよく目にした。山小屋に泊まらず、夜の道を登っていくのだ。
さて、外は霧状の雨が降っていた。雨具を着込み、起きがけの体に力を込めて歩き始めた。しかし、起きてすぐにフルパワーで歩けるはずも無く、まずはガイドについて夜の登山道を歩き始めたのだった。


■深夜の登山

ヘッドランプの明かりを頼りにガイドの案内でゆっくり登っていく。山小屋を出発したのは12名だった。男の子連れの親子は高山病の症状が激しくなり、これ以上の登山は断念したようだ。それから中国人ファミリーもこれ以上の登山は無理と判断したようで、ここまでとなった。残る12名が頂上を目指して歩いていった。

山小屋を出発して最初の休憩で、中国人男性の二人連れが高山病のためリタイヤした。まだ、宿泊した山小屋が近いのでそこへ戻ることになった。残るは10名である。

そこから小雨の中、暗い登山道を登っていった。いよいよ最後の山小屋まで来た。これから先には山小屋は無いのである。ここで、単独参加の男性が高山病でリタイヤしてしまった。ここからでは戻れないので、他のメンバーが戻ってくるまで、この山小屋で待つこととなった。いよいよ9名となってしまった。


■登頂!! でも...

9合目を過ぎるとうっすらと明るくなってきた。雨はやんでいたが、目の前にはうっすらと雲が漂っているのがわかった。なんとなく、ご来光は厳しいと感じてきた。
鳥居をくぐり、いよいよ山頂に到着である。ガイドが一人ひとりと握手をしながら登頂を祝ってくれた。山頂には既に多くの人たちがいた。いよいよあたりが明るくなってきた。が、太陽を望むことは出来なかった。しかし、我々は山頂まで登りきった達成感で満たされていた。
ガイドが皆を集めた。
『はとバスツアー:一生に一度は富士登山。登頂、ばんざ〜い。』
『ばんざ〜い』
皆で、大きな声で万歳三唱を行った。
当初は直ぐ下山する予定だったが、せっかくなのでお鉢を見に行こうということになった。我々はガイドに続いてお鉢の全容が見えるところまで登ってきた。風がえらく冷たかった。
結局、ご来光は見る事が出来なかったが、きっと皆の目には太陽が見えていたのだろう。
さぁ、下山だ。

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ご来光は...

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ここまできました

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下山です


■次第に高まる連帯感

昨日の新宿集合地点ではまったく連帯感を感じなかったメンバーであるが、皆で励ましあいながら登り、最終的には富士山山頂まで登り詰めた後は、不思議な連帯感に包まれていた。下山を開始し最初の山小屋でリタイヤした男性をピックアップした。彼もだいぶ状況は良くなってきており、さっそく我々の隊列に加わった。

『登ってきた?』
『うん、行ってきたよ。でも、ご来光はダメだったけどね。』
『そうか、おれも次回の理由が出来たけど、登った人たちも次回の理由ができたね。』

下りは比較的ペースは速かった。メンバーが10名に限られたからかもしれない。本来、下りは下り専用のコースを下らねばならないのだが、現時点で下りコースの安全確認が取れていないとのことで、登りと同じコースを下ることになっていた。そこで、ガイドさんは休憩する山小屋毎にその特徴や目玉を説明してくれた。山小屋の人たちも話に加わってくれた。なかなか楽しい山小屋ガイドだった。本来、下り専用コースではありえない事だった。

6合目を過ぎ吉田口分岐にさしかかると、前方に見たことがある人たちが居た。中国人ファミリーであった。彼らは今朝、山小屋から降りてきたのだ。皆で再会を喜び、ここから皆で5合目をめざした。ゆっくり、ゆっくり、味わうように進み、やがて5合目に到着した。


■最後は温泉で

荷物を整理し、しばらく休憩の後、温泉に向かった。温泉に向かう途中、激しい雨が降ってきた。
温泉は空いていた。ここでお風呂に入るとともに昼食を取ることになっていた。まずは温泉でゆっくり汗を流した。それから、休憩所でお昼を頂くことにした。山に登ったメンバーとテーブルを囲んだ。まずはビールで乾杯をした。その後、適当に食事をした。達成感とお風呂の満足感、とってもおいしかった。話も弾んでいた。ここでご一緒したのは、秋田から来た夫婦と娘さんのグループと単独の男性だった。

その後、バスに乗り込むと、皆さんは疲れのためか静に寝てしまった。もちろん、自分もである。
気がつくともう直ぐ新宿だった。新宿の降車場所(スバルビル)で新宿降車組が降車した。たった二日間だったが、ずいぶん長いこと行動を一緒にしてきたように感じた。バスを降りると、出発したバスに手を振っていた。かれらも手を振っていた。その後、新宿で降車した人たちはそれぞれの目的地へ向かって別れていったのである。自分もスバルビルの階段を下りて新宿の雑踏の中に入っていったのである。

一生に一度は富士登山。でももう一度登りたくなってしまった。
次回こそはご来光を!!

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Comments

ご無沙汰で~す。

はとバスの写真。ぜんぜん変わってないですねぇ(^o^)

私も20年ほど前に、富士山登頂をやりました。
そのときは、ただキツイ、ツライでしたが
頂上まで登ると気持ちいいですよね。

わたしのときには、雲ひとつないいい天気でしたが・・

再度、天気のいい日にトライしてください。scissors

Posted by: やっほー | July 25, 2010 at 09:25 PM

やったね(*^v゚)v
還暦前にいい思い出が出来ましたね!

羨ましいけど、山は登るより眺める方がいいや(笑)
影富士は見れたのかなあ~?

Posted by: いけ | July 25, 2010 at 10:36 PM

やっほーさん、いけさん、ご無沙汰です。

やっほーさんも登ったんですね。
自分は、いつの間にか登っちゃったって感じでした。
でも、ご来光は見れませんでした。
雲ひとつない天気なって、うらやましいぃぃ。
どっかでリベンジしなきゃって思ってます。happy01

いけさん、どうもです。
影富士なんて、見れるわけもないっす。
だって、曇りなんだもん。
山はやっぱり登らなきゃぁ。今度いっしょにどう?

Posted by: けんち | July 26, 2010 at 10:21 PM

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