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May 22, 2010

5/1〜4:信州 安曇野キャンプ(須砂渡憩いの森)

ちょっと遅くなりましたが、今年のGWキャンプの様子を。
ではでは。


■今年のGWは
今年のゴールデンウイークは4/29から5/5までの7日間の休みとなった。
メインはキャンプ。で、今回のキャンプは5/1から出かけることになった。場所はいつもの須砂渡だ。今回はどんな出逢いや発見があるのだろう。楽しみ、楽しみ。


■さくらの里
既にテレビでは渋滞情報が流されていた。出発は7時。予め渋滞予測区間を調べ、高速は花園から乗ることにしていた。飯能から小川を経由して花園へ向かった。車は多かったが渋滞することもなく順調に花園へ着いた。花園から高速へ入ったが、既に渋滞区間を通り越してしまったようで、渋滞はしていなかった。
今回の第1の目的地は「妙義さくらの里」である。たまたま、前日の出張時、下仁田ICの出口にあった看板が目に止まった。それには「下仁田さくらまつり」と書かれていた。帰ってネットで検索するとさくらの里がヒットしたのである。妙義ICを下りるとナビに従ってさくらの里を目指した。道路はどんどん登っていき、所々に桜が望めた。花は散りかけていたものの山の至る所に桜がある。更に進むと公園のような入り口があり、そこが目的地のさくらの里だった。車を止め辺りを見渡すと、山全体が公園のようになっていて、あちこちに桜が植えられていた。

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残念ながら花は既に散りかけていたが、満開時は素晴らしい眺めであることは容易に想像ができた。しばらく散策を楽しみ、おじいさんやおばあさんがやっている出店をのぞき、春の食材を仕入れた。
それからいよいよ今日の目的地へ向かったのでした。


■今回のサイトは
高速を下りると途中のスーパーで買い出しを行いキャンプ場へ向かった。何度も来ている光景に、ややホッとした気持ちになってくる。キャンプ場の入り口手前で入山届けの提出チェックを行っているのもいつもの事だ。

「キャンプ場なんだけど、良いですよね。」
「ちょっと待っててね。」
おじさんが受付のテーブルに座っているおばさんに確認している。
「悪いけど書いてやってくれるかい。皆、そうしてもらってるって言うんで。」
「わかりました。」
おそろしく杓子定規なおばさんだと思ったが、こんなところで摩擦は起こしたくない。
「大変ですね。これで良いですか?」
「はい。ご苦労様です。ここにはこの時間、必ず誰か居ますから。」
「そうですか、それはご苦労様です。では。」

ここは啼鳥山荘の駐車場だ。あれ、京都ナンバーの車が止まってない。出かけているんだろうか?
そう、啼鳥山荘の管理人さんの車が無かった。

受付でチェックインを済ませると、予約していた8番サイトへ向かった。下のサイトには既にテントが張られていた。間違いなく長久手君たち(名古屋長久手から来ている家族で毎年いっしょになっている。我々は長久手君と呼んでいた。内緒だけど。)のテントだった。車が無いところを見ると出かけているようだ。

今回は久々にミネルバを持ち込んだ。年に一回程度になってしまったテントだが、最近のドームには無い良さがあるテントなのだ。これひとつ立ててしまえば、よっぽどの事が無い限り対応できるのだ。最近ではほとんど目にすることが無いロッジテントである。

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設営を終えると、青い空の元、さっそくビールを空けるのでした。
(やっぱりたまりませんなぁ、この瞬間。最高です。)


■アライさんは...
一段落すると、お風呂に行くことにした。ここではいつもお世話になっている啼鳥山荘に出かけることにしている。すでにチェックインの時にも利用できることを確認してある。ここからは歩いていける距離だ。タオルと着替えを持ってトボトボ歩いていると、名古屋ナンバーのセレナが入ってきた。あぁ、長久手君だ。本人は気がついていないようだが、親御さんが気がついて止まってくれた。
「また、お会いしましたね。」
「お久しぶり。」
そんな挨拶を交わし、彼らはサイトへ向かっていった。

啼鳥山荘の入り口を開けると、いつもと雰囲気が違っていた。なんだかいつもと違って忙しない気がした。そこにはホテルマンが立っていた。
「お風呂をお願いしたいんですが」
「すいません。本日は満員でしてご利用いただけないんです。」
「えっ、キャンプ場で聞いてきたんですけど。」
「大変申し訳ありません。」
「明日、明後日はどうですか?」
「はい、いずれも満員でご利用いただけません。」
しっかりと断られてしまった。ここ数年で初めてだった。でも、いつも管理人さんがどこに居るんだろう。
「アライさんはいらっしゃらないんですか?」
「アライは体調を崩し辞めました。」
「えっ、そうなんですか。」

びっくりした。あの穏和な感じのするご夫婦が体調を崩して辞めてしまったなんて。正直、このキャンプ場にくるのはお二人に会えるのことも楽しみのひとつだった。どちらが体調を崩されたのかわからなかったが残念だった。お風呂に入りにいくたびに、いろんな話や情報を頂いていた。もう会うことが出来ないかと思うととっても悲しい気持ちで一杯だった。

結局、その日は「ほりでーゆ」の温泉を利用した。ここはいつも混んでいる。外来入浴専用のお風呂があるくらいだ。この日は特に女湯の混み方がひどかったようで、連れの評判は全く良くなかったのだ。

啼鳥山荘が使えればなぁ~。それにしてもアライさん大丈夫かしら。


■新穂高ロープウェイでの事件は?
二日目は奥飛騨にある新穂高ロープウェイに乗ることにした。キャンプ場から一時間半程度の距離だ。上高地の横の安房トンネルを使っていくのだ。

当日は混雑を予想して6時にキャンプ場を出発した。上高地釜トンネル手前を7時前に通り過ぎ、安房トンネルに入る。このトンネルは有料なのだが、なぜかETC割引が効く。カードで精算すると割引金額になる。トンネルを出ると岐阜県だ。更に車を進める。案内看板がでているので道に迷うことはない。やがて、鍋平高原への分岐点に達する。そこを鍋平方面へ大きく曲がると、あとは道なりだ。しばらく走ると駐車場につく。まだ、ガラガラの状態だった。時間は8時前だ。
車を止めて前方を眺めると、上空にまさに二階建てのロープウェイが登っていった。
「あっつ、あれだよ、あれ。」
「すごいねぇ、ホントに二階建てだよ。」

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我々もさっそく用意を始めた。と言ってもロープウェイの山頂駅付近で何が出来るかもわからなかったが、いちおうトレッキングが出来るような用意をしてからロープウェイの駅に向かった。
「大人二人です。」
「荷物は8キロを越えると別料金なんです。お手数ですが横の秤で計っていただけますか?」
なるほど。ロープウェイの終点から西穂高や奥穂高への登山が出来るのだ。登山者も利用するからだ。
「はい、6キロです。」
「ありがとうございます。」

ロープウェイの乗り場には既に多くの人たちが並んでいた。乗車が始まると自分たちの手前で二階乗車は満員となった。我々は一階へ案内され、一番前の席に座ることが出来た。
ロープウェイは動き出すと、あたりの景色に圧倒された。真っ正面に見える山々、横には焼岳や北アルプスの山がパノラマのように広がっていくのだ。高度を上げるにつれ、さらに景色に迫力が増してくる。あちこちで歓声があがっていた。

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我々は座れたので景色を堪能しながら、こんな会話を交わしていた。
「すごい景色だね。」
「いやぁ、すごい。ところで切符持っていようか?」
「そうだね。頼む。」
そう言いながら切符を渡したのだった。(たぶん)切符は往復だ。だから帰りも必要なのだ。
実はこれが後から一大事件となってしまったのだった。

終点近くになってくると眼下は雪で被われていた。天気は良く、青い空と白雪のコントラストが眩しかった。空けた窓から入ってくる空気は5月のものとは思えないほど冷たかった。
ロープウェイを下りると、まずは屋上展望台へ向かった。屋上からは周辺の山々が青い空をバックにはっきりと見渡せる。素晴らしい眺めだ。しばし見とれてしまった。標高は2100mを越えている。あちこちで歓声があがっていた。
それからロープウェイ周辺の散策に出かけた。とは言っても、あたりはまだ2mを越える積雪。そのなかにわずかな周回コースが作られている。そこを一回りしてくるのだ。しかし、十分な雪と雄大な景色に思わず顔がゆるんでしまうのだった。
観光客の中にはハイヒールで来ている人もいて、多くの雪に驚いていた。所々で雪に転ける人がいておもしろかった。もちろん、これから西穂高へ登る人たちは、しっかりアイゼンを装着しピッケルを片手に登山道を目指していく。我々は、決してまねが出来るわけでもなく、周回コースと登山道の入り口を少し歩いただけだったが十分満喫できた。

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で、こんな一言から事件は始まったのだ。

「そういえば切符あづけたよね。」
「うん、確かに。」
「でも、確かめるね。」
そう言ってリュックのポケットを確認した。
「あれぇし、一枚はあるんだけど。」
そう言うと、青い顔をしながら荷物をひっくり返しはじめた。
「ない。確かここに入れたと思うんだけど。」
いくら探してももう一枚は見つからない。
「さっきの屋上で落としたかもしれない。」
「じゃぁ見てくるよ。」
ひととおり今まで歩いたところを探して回ったが見つけることは出来なかった。
(しばし時間経過...)

「しかたないよ。もう一度購入すればいいよ。」
「うん」
あきらめてロープウェイ乗り場に向かった。念のため、ロープウェイ係員に聞いてみた。
「切符落ちてませんでしたか?」
「どこから乗車されましたか?」
・・・・・

いろいろ質問され、もう一枚の切符を見せると、事務所から持ってきた切符と照合してくれた。
「通し番号です。間違いないです。これ落ちていたんです。」
「ああ、よかった。ありがとうございます。」
どうやらロープウェイのなかに落としてしまったようだ。それにしても助かった。これからは自分の切符は自分で持とう。

ロープウェイを下りてきても、まだ10時前だった。確かに事件?はあったものの、上では周回コースを回るだけ。それ以外へ行くにはそれなりの装備が必要なのだ。長く居れるわけでもなく皆下りてきてしまう。で、鍋平周辺を散策することにした。ここにはネイチャーセンターのあって周辺の案内をしてくれる。我々はここで案内をもらいスタンプラリーに挑戦した。散策コースに設けられたスタンプをすべて集めればロープウェイの割引券がもらえるというものだ。一時間程トレッキングを兼ねたスタンプラリーを楽しんだ。景色を眺めながらのトレッキングは楽しかった。もちろん、割引券はしっかりゲットしたけど。でも、いつ使うんだろう?

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この後は温泉によってキャンプ場へ戻ったのである。


■温泉
啼鳥山荘のお風呂が使えなくなってしまったので、今回のキャンプではいろんなお風呂へ行くことになった。だって、「ほりでーゆ」は評価が良くないから。

翌日は、新穂高ロープウェイへ出かけたので、帰りに奥穂高温泉の「たるまの湯」に入ってきた。ここは、川沿いにある日帰り温泉である。室内には薬草風呂上がりジャグジーなどのいろんなお風呂がある。それから川が見える露天風呂もある。これがなかなか気持ちいい。川から吹いてくる風と青空に輝く太陽、それに利用している人が少ない。ゆっくりお風呂を楽しめた。

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【たるまの湯】


次の日はキャンプ場の管理人さんに紹介してもらった有明温泉に出かけた。管理人のおじさん達イチオシの温泉だ。途中の神社で桜を見物してから、その温泉に向かった。道はすぐにすれ違いに苦労しそうな細い道になった。まったくの山道だ。どんどん高度を稼いでいく。でも、ナビではまだ5km以上ある。時折、車が下りてくるから間違いなく何らかの施設はある。だが、本当に細い道なのだ。いきなり現れる対向車に何度ドキッとしたことか。ようやく目的地に着くとそこには有明山荘という山荘が一件あるだけだった。

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【有明山荘】

日帰り入浴可能という案内が出されていた。受付で料金を払い、さっそくお風呂に向かった。脱衣所に入ると強烈な硫黄の臭い、大いに期待を持たせてくれた。内湯はかなり熱めの湯、これもなかなか良いけど露天も良い。大きな露天風呂に太陽が差し込み、気持ちいいのだ。こっちもバリバリの温泉だ。湯の花もしっかりある。久々に温泉っていう温泉に入った気がした。満足、満足。


最終日は撤収を終えてから、山の神という温泉に寄ってから帰った。ここは以前より気になっていたところ。入場したのは11時過ぎ。すでに結構の人が入っていた。規模は決して大きくない。設備も新しくはないが、なんとなく落ち着いて入れる雰囲気がした。小さいけど露天風呂もある。

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【山の神】


とまぁ、啼鳥山荘の一件よりいろんな温泉に入ることになった。でも、やっぱり気になるのはアライさんの事。どうかお元気で。


■近くて遠い場所
三日目は須砂渡の入り口にある「あずみの公園」へ行ってみた。ここはいつも素通りで入ったことが無かった。長久手君のお母さんから情報をもらっていたので行ってみることにしたのだ。

国営の公園で、なかには自然や社会の学習が出来る施設があったり、広い公園の中には散策路や広場があったりで、楽しめそうだ。公園の随所から見える常念岳の眺めが素晴らしかった。ゆっくり一日過ごしても良いかもしれない。
我々はこのあと有明荘の温泉に向かったのである。


■帰りは渋滞(社会復帰はつらいぞぉ)
すっかり楽しんだGWも最終日。長久手君達はさっさと撤収を終え帰って行った。向かいのサイトも撤収を終え積み込みをしていた。4日間過ごしたロッジテントも撤収である。アウターを畳んでいると向かいのお父さんがこちらをずっと見ていた。タブン、ロッジテントの撤収なんて見たことないんだろうな。手際よく撤収完了。

撤収を終えると挨拶をすませキャンプ場を後にした。帰る途中、山の神で汗を流した。
帰りは下仁田まで下道で行った。下仁田から高速に乗ったが、既に藤岡で渋滞が始まっているとの情報だった。ナビは吉井で降りて、再度花園から乗るように指示してきた。まずは吉井で降りてナビの指示に従って走った。おかげで大きな渋滞もなく花園近辺まで来ることが出来た。さすがナビ。

で、ここで欲が出てしまった。どうせ花園まできたのだから、このまま下を行ってしまおうと。花園手前を右に折れ下道を進むことにした。右折した途端に渋滞が始まってしまった。最初はここだけと思いながら進んだのだが、車が多いのだ。至る所で渋滞に引っかかってしまった。素直に花園から乗っていれば...。

結局自宅に着いたのは薄暗くなり始めた18時過ぎだった。

ああ、すっかり遊んでしまった。社会復帰したくないなぁ。


おしまい

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